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丹羽 正和; 島田 耕史; 青木 和弘; 瀬下 和芳; 田中 義浩; 大久保 成彰; 近藤 啓悦; 安江 健一; 石丸 恒存; 梅田 浩司
no journal, ,
断層活動が繰り返し起きている部分では、破砕・細粒化に伴い断層ガウジが発達する。断層ガウジはその後の変質により、粘土鉱物に富むことが多い。一方、花崗岩中には過去の熱水活動に伴い粘土脈がしばしば形成されているが、それらは露頭での性状が断層ガウジと類似している場合がある。活断層の影響評価を行う際には、活断層に伴って発達する断層ガウジと(最近の断層活動の影響を受けていない)粘土脈とを正確に区分することが重要である。本研究では、敦賀半島の白木-丹生断層に沿って発達する断層ガウジとその周辺に発達する粘土脈について詳細な電子顕微鏡観察や粒度分析等を行い、両者の識別を試みた。その結果、粒子の摩耗・溶解の影響により、粒子の形状が両者で大きく異なることが明らかとなった。